◆花情報◆ 撫子(ナデシコ)の白い花
2017年 07月 06日
可憐で繊細なイメージが「ヤマトナデシコ」にピッタリですよね☆
「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照されていたようです。
日本庭園「有楽苑」内の茶花園で咲いていました。
【撫子(ナデシコ)】
ナデシコ科の多年草。
花弁の縁が糸状でデリケートな印象を与え、万葉の頃から万人に愛されてきた花。
可憐な花と繊細な葉が、子どもの頭を撫でるような慈しみの心を引き出す事からこの名がつけられたといわれている。
和名はカワラナデシコ、また中国産のカラナデシコに対してヤマトナデシコとも呼ばれている。
ナデシコ科ナデシコ属は、日本に4種が自生し、1種が帰化している。
カワラナデシコは、日当たりの良い山野の草地、河原などに生える多年草で、北海道を除く全国に分布する。
秋の七草の一つとして古くから親しまれ、縁が細かに深く切れ込んだ濃淡の紅紫色、稀に白色の花を咲かせる。
秋の野にあっても、一際目立つ存在の花である。
花期は7~10月
<お茶人のための 茶花野草大図鑑 より>
>>名鉄犬山ホテル 公式HP
>>日本庭園「有楽苑」公式HP
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